目次
この記事では、自サイトやライバルサイトの被リンクチェックなどに役立つ
ahrefs(エイチレフス)について詳しく紹介します。
ahrefs(エイチレフス)とは

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsはウクライナとシンガポールに本社があるahrefs社が開発した
数あるSEOツールの中でも最上級の被リンク分析ツールです。
ahrefsを利用すれば、指定したサイトの被リンク数を調べたり、
どのようなキーワードからアクセスが集まっているのかを調べることができます。
ahrefsは最大で1日60億ものWEBページを巡回しており、
膨大なデータを保有しています。
この数値は検索エンジン大手のGoogleの3倍の数値に当たると言われています。
ahrefs(エイチレフス)の使い方
ahrefsの使い方と主な機能を紹介していきます。
ahrefsには以下の機能があります。
- サイトエクスプローラー
- コンテンツエクスプローラー
- キーワードエクスプローラー
- アラート機能
- ランキング調査
- ahrefs API
それぞれの機能について紹介します。
ahrefsのサイトエクスプローラー機能

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsのサイトエクスプローラー機能は、
ドメイン名やURLを指定することで競合サイトのSEO調査が可能です。
検索ボックスに調べたいURL又はドメイン名を入力することで、
ライバルサイトの被リンク数などを調べることができます。
下の画像の例では、「http://ahrefs.com」のドメインを検索しています。

引用元:http://ahrefs.jp/
サイトエクスプローラーの検索では、以下の4つのオプションを
選択できるようになっています。
- URL完全一致
- URL部分一致
- サブドメインを含まないドメイン全体のデータ
- サブドメインを含むドメイン全体のデータ
ahrefsのサイトエクスプローラー機能で表示される項目は以下の通りです。

引用元:http://ahrefs.jp/
Ahrefs Rank
Ahrefsの基準による、対象サイトのドメインに対する世界ランキング数です。
(検索順位のランキングとは異なります)
UR
URL Ratingです。対象サイトのURLを被リンク数に基づいて1~100の数字で表しています。
URの数値が高いほど上位表示される可能性が高くなります。
DR
Dmain Ratingです。対象サイトのドメインの価値を被リンク数に基づいて
1~100の数字で表しています。
URの数値より影響は低いですが、DRの数値も高いほど上位される可能性が高くなります。
Backlinks
対象サイトの被リンク数です。
Referring dmains
対象サイトを被リンクしているドメイン数です。
Organic keywords
対象サイトが検索上位100位以内にランキングしているキーワードの総数です。
Organic traffic
対象サイトが自然検索から得ているアクセス数です。
Paid keywords
検索エンジンの有料広告が表示されているキーワード数です。
ahrefsのコンテンツエクスプローラー機能

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsのコンテンツエクスプローラー機能を利用すれば、
FacebookやTwitterなどのSNSで人気が高いコンテンツを見つけることができます。
調べたいキーワードを入力すると、Twitter、Facebook、Google+、LinkedIn、
Instagram、それぞれのSNSで一番シェアされている投稿を表示することができます。
ahrefsのキーワードエクスプローラー機能

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsのキーワードエクスプローラー機能は、検索ボックスにキーワードを
入力後、表示を「Japan」に設定して検索すると、日本からのキーワードの検索数、
クリック率などを調べることができます。
ahrefsのキーワードエクスプローラーを利用すれば、単に検索数だけでなく、
本当に価値あるキーワードを調べることができます。
下の画像の例では「seoツール」というキーワードで検索しています。

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsのキーワードエクスプローラー機能で表示される項目は以下の通りです。

引用元:http://ahrefs.jp/
Keywords difficulty
検索したキーワードで1位表示される難易度を
1~100の数値で表しています。
Search volumes
検索したキーワードの1ヶ月当たりの検索数です。
Return rate
検索エンジンのユーザーが、1ヶ月内に同じキーワードで検索する
頻度を表しています。
- clicks:そのキーワードでの検索結果をクリックした数です。
- paid:そのキーワードでのクリック数に対してリスティング広告が占める割合です。
- Organic:そのキーワードの自然検索数が占める割合です。
clicks/search
1回の検索で、ユーザーが検索結果をクリックする割合です。
この数値が高いキーワードは、検索結果が下位表示されている場合でも
クリックされる可能性が高くなります。
Global volume
そのキーワードの全世界での月間検索数です。
Parent topic
検索したキーワードの親キーワードが表示されます。
今回の例では親キーワードも同じになっています。
- Its volume:親キーワードの月間検索数です。
- Traffic potential:親キーワードで1位表示された場合の予想月間アクセス数です。
Keywords ideas
検索したキーワードの関連キーワードが表示されます。
表示される関連キーワードは以下の5つの項目から選択できます。
- 全て:ahrefsが抽出した全ての関連キーワードを表示します。
- Phrase match:検索したキーワードと同じ語順が含まれている関連キーワードを表示します。
- Having same terms:語順や並びを問わず、検索したキーワードが含まれている関連キーワードを表示します。

引用元:http://ahrefs.jp/
- Also rank for:検索したキーワードの上位10のページから、そのページが上位表示している他のキーワードを抽出します。

引用元:http://ahrefs.jp/
- Search suggestion:検索したキーワードのGoogleのサジェストキーワードを表示します。
ahrefsのアラート機能

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsのアラート機能では以下の3つの項目をメールで通知してくれます。
- 被リンク:登録したサイトの被リンク数の増減があった場合に通知します。
- 新しいキーワード:登録したサイトが新しいキーワードで検索エンジンに表示されるようになった場合に通知します。
- 言及:登録したキーワードでの新しいコンテンツが投稿された場合に通知します。
ahrefsのランキング調査機能

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsのランキング調査機能では、自分のサイトやライバルサイトの
検索エンジンの表示順位を調べることができます。
ahrefsのAPI機能

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsはAPIにも対応しています。
自社開発ツールなど、様々なソフトとの連携が可能です。
ahrefsの評判は?
ネット上でahrefsの評判について調べてみました。

ネット上の口コミでもahrefsの評判はとても高く、
悪い評価は見つけることができませんでした。
ahrefsの料金は?

引用元:http://ahrefs.jp/
ahrefsには4つの料金プランが用意されています。
- ライト:月額99ドル
- スタンダード:月額179ドル
- アドバンスド:月額399ドル
- エージェンシー:月額999ドル
料金プラン毎に利用できるユーザー数やダッシュボードに登録可能なサイト数、
データの更新頻度などが異なっています。
各プランは途中で変更することも可能です。
また、個人で利用する場合に人気のライトとスタンダードでは、
7ドルで7日間のトライアル利用が可能となっています。
トライアル期間中でも機能制限なく、それぞれのプランの全ての機能が利用可能です。
ahrefsの解約方法は?
ahrefsは便利なツールですが、月額利用料金が高額なのがネックだと思います。
そのため、7日間のトライアルだけで解約する場合も少なくないと思います。
ahrefsの解約方法を説明します。
ahrefsにログインしたら、ダッシュボード右上にある「マイページ」をクリックします。

引用元:http://growthseed.jp/experts/other/2018-ahrefs-site-explorer
「お申し込みプラン」をクリックします。

引用元:https://www.beginnerweb.net/ahrefslink.html
表示されたページ右上にある「登録をキャンセルする」をクリックします。

引用元:https://www.beginnerweb.net/ahrefslink.html
その後、キャンセルの確認画面になりますので「はい、キャンセルします」を
クリックすると登録のキャンセル手続ができます。
ahrefsを7日間のトライアル中に解約する場合には、「マイページ」の「注文履歴」の
ページ内にある、「請求先の住所と支払い方法を変更する」 をクリックします。

引用元:http://blog-marketing.club/ahrefs-cansel/
次に表示されたページの「お申し込みの取り消し」をクリックします。

引用元:http://blog-marketing.club/ahrefs-cansel/
注文取り消しの確認画面になります。
「確認」をクリックします。

引用元:http://blog-marketing.club/ahrefs-cansel/
次の画面で、「This subscription has been canceled.」と表示されていれば
解約手続が完了しています。
ahrefsをトライアル期間中に解約した場合でも、トライアル期間終了までは
利用することができます。
ahrefsをafbで利用する
ahrefsはアフィリエイトASPの「afb」でセルフバック(自己アフィリエイト)することで
10%のセルフバックを受ける事ができます。
セルフバックはライト・スタンダードのプランで用意されています。
それぞれのプランで月額約1,000円前後、約2,000円前後のキャッシュバックを
受ける事ができます。
afbのセルフバックを利用することでahrefsを安く使用することが可能です。
まとめ
ここまでahrefsについて紹介してきました。
日本ではahrefs以上のSEOツールは存在しない、とまで言われています。
ahrefsを利用すれば分かることを挙げてみます。
- ライバルサイトがどのようなキーワードで上位表示されているのか調べる
- 自己サイトのどのページが評価されているのか調べる
- どのようなサイトから被リンクがあるのか調べる
上記以外にもまだまだありますが、ahrefsを利用すれば、
ライバルサイトの分析だけでなく、自己サイトの上位表示に
役立つことは間違いありません。
この記事がahrefsの導入を検討している人の役に立てれば幸いです。
・ライバルサイトのSEOが丸裸にできる
・一度使うと手放せない
・自サイト分析することで、アクセス数の増加に役立った
・7日間約800円で試用できるので手軽に試せる