目次
この記事ではSEOツールの中で、ahrefs、Majesticと並んで有名な
MOZのLink Explorerについて紹介します。
SEOツールのahrefs、Majesticについては他の記事で詳しく紹介しています。
Majestic SEOの使い方や評判・料金、解約方法などを徹底解説!
Link Explorerとは

引用元:https://moz.com/link-explorer/
Link Explorerは、SEOツールで有名なMOZ社のOpen Site Explorerの
後継に当たる新型の被リンク調査ツールです。
この記事を執筆している時点で、MOZのメニューから
Open Site Explorerは無くなっています。
Link Explorerの使い方
Link Explorerは検索ボックスに調べたいサイトのURLを入力することで
被リンク情報のチェックが可能です。
今回は例としてYahooの被リンク状況について調べてみました。
Link Explorerには主に以下のメニューがあります。
- Overview
- Inbound Links
- Linking Domailns
- Anchor Text
- Top Pages
- Discovered and Lost
- Spam Score
メニューの主な項目について説明します。
Overview

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/overview?site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
Overviewは被リンクデータの概要を表示します。
- Domain Authority:ドメインランクを1~100の数値で表します。
- Linking Domailns:被リンクされているドメイン数です。
- Inbound Links:被リンク数
- Ranking Keywords:Google USでランキング50位以内に入っているキーワード数(日本国内のサイトは反映されません)
- Quick Downloads:CSVでデータをダウンロードすることができます。
Inbound Links

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/inbound-links?site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
Inbound LInksは影響力の強い被リンク先を表示します。
無料版でも50件まで表示可能です。
- URL:被リンク先URL
- Anchor Text:リンクされているテキスト
- PA:ページオーソリティ(ページランク)
- DA:ドメインオーソリティ(ドメインランク)
- Linking Domains:1ページからの被リンク数
- Spam Score:スパムの可能性のあるサイトから被リンクされている割合
Inbound LInksのデータは標準ではPAの数値が大きい順で表示されています。
DA、Linking Damailns、Spam Scoreにいずれかをクリックすると
それぞれの項目の数値が大きい順に並べ替えて表示することが可能です。
Linking Domailns

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/linking-domains?site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
Linking Domailnsでは被リンク元のURLが分かります。
YoutubeやFacebookなど、DA(ドメインランク)が強いURLから
被リンクがあるかを知ることができます。
Linking Domailnsの表示は標準ではDAの数値が大きい順に並んでいます。
Spam Scoreをクリックするとスパムの可能性の高いURL順に
表示することが可能です。
無料版では10件まで表示可能です。
Anchor Text

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/anchor-text?site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
Anchor Textは被リンクURLが貼られているテキストを表示します。
上の画像ではYahooのデータを表示していますので
リンクされているテキストも「Yahoo Japan」が多くなっています。
無料版では10件まで表示可能です。
Top Pages

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/top-pages?site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
調査対象サイトの関連サイトをPA(ページオーソリティ)が高い順に表示します。
無料版では10件まで表示可能です。
Discovered and Lost

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/discovered-and-lost?metric=discovered&site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
被リンク数が増減したURLを表示します。
Discoveredでは増えた被リンク元URL、
Lostでは減少した被リンク元URLが表示されます。
無料版では10件まで表示可能です。
Spam Score

引用元:https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/spam-score?site=https%3A%2F%2Fwww.yahoo.co.jp%2F&target=domain
スパムスコアの高い順に被リンク元のURLを表示します。
無料版では50件まで表示可能です。
Link Explorerの評判は?
ネットでLink Explorerの評判について調べてみました。

- Open Site Explorerから大幅に機能アップされて使いやすい
- 被リンク先の情報が見やすくなった
- 無料版でもかなり使える
- スパム判定の原因も分かりやすくなった
Link Explorerは無料版でもかなりの機能が利用できる上、
旧バージョンのOpen Site Explorerよりも大分使いやすくなったと評判のようです。
Link Explorerの料金は?
Link Explorerは無料版でもかなりの機能が利用できます。
無料版ではLink Explorerの基本的な機能の他、主に以下の機能が利用可能です。
- Inbound LInks:50件まで表示
- Linking Domailns:10件まで表示
- Anchor Text:10件まで表示
- Top Pages:10件まで表示
- Discovered and Lost:10件まで表示
- Spam Score:50件まで表示
各項目で上記以上の件数を表示させたい場合には
有料版の「Moz Pro」を利用する必要があります。
Moz Proは30日間無料で試すことができます。
30日後には月額179ドルの料金が必要になります。
まとめ
Mozが提供するLink ExplorerはOpen Site Explorerの後継に当たるSEOツールです。
Link Explorerは無料で利用できる上、無料版でもかなりの機能を
試してみることが可能です。
無料版のLink Explorerを利用して、自己サイトやライバルサイトの
被リンク状況などを確かめてみてはいかがでしょうか。
他の記事で別のSEOツールも紹介していますのでそちらもぜひご覧ください。
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