電子書籍を利用して濃いメルマガ読者を獲得する方法・執筆編

電子書籍は紙の書籍と比較して、文字数も大幅に

少ないため、普段あまり文章を書かない人でも、

執筆するのは比較的簡単です。

 

とは言っても、正しい手順を理解せずに執筆すると、

無駄な時間と労力を費やすことになりかねません。

 

この記事では、効率良く電子書籍を企画、

執筆するまでの具体的な流れを紹介します。

 

AmazonKindleで電子書籍を出版する流れ

引用元:https://www.pc-weblog.com/amazon-kindle-sale/

 

AmazonKindleから電子書籍出版を出版するまでの

おおまかなステップは以下の4つです。

 

AmazonKindleから電子書籍を出版する流れ
  1. 出版する本の原稿となるテキストデータを用意する
  2. 電子書籍の表紙として使用する画像を用意する
  3. 用意したテキストデータをEPUB形式に変換する
  4. AmazonKDPの出版登録と手続をする

 

それぞれのステップについて詳しく説明します。

 

電子書籍で出版する本のテキストデータを用意する

 

最初に、電子書籍として出版する本のテキストデータを用意します。

つまり本文ですね。

 

既にブログなどに記事を書いている人は、

そちらの文章をまとめても良いと思います。

 

もし出版する本の元となる、テキストデータが全くない場合には

一から執筆することになります。

 

次項からは電子書籍を執筆するまでの、

具体的な流れについて説明します。

 

電子書籍で出版する本の内容を企画する

引用元:https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/create-engaging-presentation.html

 

まず最初に出版する本の内容を企画する必要があります。

企画では、最低限以下の項目を決定しておけば良いと思います。

 

企画する際のポイント
  • 本のタイトル
  • ターゲットとなる読者
  • 類似書との差別化ポイント

 

それぞれの項目について説明します。

 

電子書籍として出版する本のタイトル

出版する本のタイトルは、本を読んでもらいたい人、

買ってもらいたい人に向けたものでなくてはいけません。

 

つまり、本のタイトルから、その本が何に関して書いた本なのか?

すぐに分かるようなタイトルを付ける必要があります。

 

電子書籍を出版した場合のターゲット

電子書籍のターゲットを決定する際のポイントとなるのは、

電子書籍を個人出版した場合に、本のジャンルによって、

売れやすい、売れにくいジャンルがある事を理解しておく必要があります。

 

電子書籍では、ノウハウ本などの実用書が売れやすい傾向があります。

特にビジネス書やノウハウ本などはオススメです。

 

反対に、小説やエッセイなどは売れにくい傾向があります。

理由は簡単で、一般的な読者なら、素人が書いた本より、

有名作家が書いた本を読みたいと考えるのが普通だと思います。

 

電子書籍で出版する本のタイトルを決定すれば、

ある程度は出版した本を読んでくれる読者層も決まってきます。

 

上記の点を考慮しつつ、出版する本のターゲットを決定する必要があります。

 

類似書との差別化ポイント

電子書籍を出版する際に、同じジャンルで出版されている類似書と比較して、

自分が出版しようとしている本と内容の違いをアピールする必要があります。

 

実際の内容は本を読むまで分かりませんが、

タイトルなどで類似書との差別化をアピールした方が

読者の目に止まりやすくなるため、売れやすくなります。

 

企画した内容を元に電子書籍を執筆する

引用元:https://shuppanproduce.biz/%E5%8E%9F%E7%A8%BF%E5%9F%B7%E7%AD%86/

 

前項まで企画した内容を元に、電子書籍を執筆します。

一般的な書籍を執筆する場合に必要な文字数は、

10〜20万文字程度と言われています。

 

しかし、電子書籍の場合には、適切な文字数は

2万文字程度と言われています。

 

文字数だけを比較しても、紙の本を出版する場合と比較して、

電子書籍出版のハードルは低いことが分かります。

 

電子書籍の構成は?

引用元:https://mz-craft.net/css/

 

電子書籍の構成は、通常の書籍などと同じで以下のようになります。

 

電子書籍の構成
  • はじめに
  • 5章以上の本文
  • 終わりに

 

それぞれの章は、大見出しから始まり、

いくつかの小見出しで構成するようにします。

具体的には以下のようなイメージになります。

 

  • 第1章:大見出し
  • 小見出し
  • 小見出し
  • 小見出し
  • 小見出し
  • 第2章:大見出し
  • 小見出し
  • 小見出し
  • 小見出し
  • 小見出し

 

理想的な構成例は、5つ以上の大見出しと

それぞれの小見出しを合わせて、

合計で20以上の見出しがあれば良いと思います。

 

目次に見出しが多くなれば、

本全体のボリューム感もアップして、

読んでみたくなります。

 

電子書籍の表紙を作成する

引用元:http://e-bookdesign.blogspot.com/

 

本文の執筆が終わったら、電子書籍の表紙に使用する画像を用意します。

表紙を作成する場合の注意点は、使用する画像のサイズなどを

電子書籍の表紙用に最適化する必要があると言うことです。

 

また、表紙のデザインは、AmazonKindleで表示された場合に

売上げに結びつく重要な要素となります。

 

表紙は見た目のインパクトも重要ですが、

紙の書籍と違い、電子書籍の表紙は、

スマホやタブレットなどに表示されます。

 

そのため、表紙に使用している文字が小さすぎたり、

背景が白っぽかったりすると、他の電子書籍と一緒に表示された場合に

目立ちにくくなります。

 

電子書籍の表紙の作り方

電子書籍の表紙を作成するには、

以下の2通りの方法があります。

 

電子書籍の表紙作成方法
  1. 自分で作成する
  2. 外注する

 

電子書籍の表紙を自分で作成する場合

電子書籍の表紙を自分で作成する場合には、

画像編集ソフトなどを利用して作成します。

 

画像編集ソフトには、無料、有料のものがありますので

自分の好みで使用すれば良いでしょう。

 

電子書籍の表紙作成におすすめ・無料の画像編集ソフト

電子書籍の表紙作成におすすめの、

無料で利用できる画像編集ソフトを何点か紹介します。

 

Fotor

引用元:https://www.fotor.com/jp/

 

Fotor

 

FotorはWeb上で動作する画像編集ソフトです。

無料で使用できますが、機能をアップした有料版もあります。

 

 

Adobe Photoshop Express Editor

引用元:https://www.photoshop.com/tools

 

Adobe Photoshop Express Editor

 

Adobe Photoshop Express EditorもWeb上で動作する画像編集ソフトです。

有料の画像編集ソフトで有名なPhotoshopの機能を簡略化していますが、

画像編集で必要な一通りの機能が揃っています。

 

GIMP

引用元:https://www.gimp.org/

 

GIMP

 

GIMPは無料の画像編集ソフトの中では知名度の高いソフトです。

無料で利用できますが、ある程度の機能は揃っています。

 

GIMPはPCにインストールして使用するソフトですが、

Win、Mac、Linuxに対応しています。

 

Sumo Paint

引用元:https://www.sumopaint.com/home/

 

Sumo Paint

 

Sumo PaintはPhotoshopに似た使用感が特徴の画像編集ソフトです。

PCへのインストールが不要なWeb型です。

 

上記で紹介した画像編集ソフトの中で、

GIMP以外はWeb上で動作しますので、

PCへのインストール不要で使用することができます。

 

電子書籍の表紙作成におすすめ・有料の画像編集ソフト

電子書籍の表紙作成におすすめの、

有料の画像編集ソフトを紹介します。

 

Adobe Photoshop

引用元:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

 

Adobe Photoshop

 

Adobe Photoshopは人気、知名度ともNO.1の画像編集ソフトです。

また、関連書籍も多く出版されているため、始めて使用する場合でも、

操作方法を覚えやすいという利点もあります。

 

Adobe Illustrator

引用元:https://www.adobe.com/jp/products/illustrator.html

 

Adobe Illustrator

 

Adobe IllustratorもPhotshopと同様に、

人気の画像編集ソフトです。

 

また、AmazonKindleで出版する場合に、

電子書籍を登録するスタンド、KDPで使用する表紙画像のサイズは、

1562×2500pixcelにすると理想的です。

 

以下のサイトでは、電子書籍で使用可能な表紙画像を

無料で提供しています。

 

いーブックデザイン

 

いーブックデザインは表紙画像が無料で利用できるだけでなく、

利用できる画像のサイズが、あらかじめ

電子書籍用に最適化されている大変ありがたいサイトです。

 

いーブックデザインの画像を使用して、

実際に簡単な表紙を作成してみました。

 

 

電子書籍の表紙を外注する場合

電子書籍の表紙を自分で作るスキルがない、

または自信がない場合には、外注する方法があります。

 

外注なので、もちろんある程度の費用は必要になります。

しかし、それなりに実績のあるワーカーに依頼した場合には、

自分で表紙を作成した場合と比較すると、グッと見栄えの良い、

本格的な表紙を作成してくれるはずです。

 

主な外注先を紹介します。

 

ココナラ

引用元:https://coconala.com/

 

ココナラ

 

ココナラは自分の得意なスキルを販売したり購入したりできるサイトです。

電子書籍の表紙作成サービスも多数出品されているのでオススメです。

電子書籍の表紙作成で実績のある出品者もすぐに見つかります。

 

料金は500円〜20,000円程度となっています。

 

ランサーズ

引用元:https://www.lancers.jp/

 

ランサーズ

 

ランサーズは必要なサービスを外注できるサイトです。

しかし、ココナラと比較すると、サイトの特性上、

実際に電子書籍の表紙を発注するまでには時間も掛かり、

やや面倒だと思われます。

 

クラウドワークス

引用元:https://crowdworks.jp/

 

クラウドワークス

 

クラウドワークスも必要なサービスを外注できるサイトです。

こちらもココナラと比較すると、サイトの特性上、

実際に電子書籍の表紙を発注するまでには

やや面倒だと思われます。

 

電子書籍の表紙を手っ取り早く外注したいなら

ココナラをおすすめします。

 

電子書籍用にテキストデータをEPUBに変換する

執筆したテキストデータは、そのままでは

電子書籍として出版することができません。

 

AmazonKindleに出版する場合には、

テキストデータを専用アプリで

EPUB形式に変換する必要があります。

 

EPUBは、いくつかある電子書籍のファイル形式の中で

最も一般的な形式です。

 

無料で利用できるEPUBへの変換アプリを紹介します。

 

でんでんコンバーター

引用元:https://conv.denshochan.com/

 

でんでんコンバーター

 

でんでんコンバーターは無料で利用できる上、

とても使いやすいEPUB変換アプリです。

 

Web上で動作するアプリなので、PCへのインストール不要で、

手軽に利用する事ができます。

 

LeME

引用元:https://leme.style/

 

LeME

 

LeMEはPCにインストールして利用する

EPUBへの変換アプリです。

 

Win用、Mac用の両方が用意されており、

どちらも無料で利用することができます。

 

LeMEの特徴としては、Wordファイルから

EPUBへの変換が可能な点があります。

 

EPUB変換前にマークダウンする

引用元:https://qast.jp/archives/3047

 

EPUB変換用に利用するアプリを決めたら、

テキストデータをマークダウンする必要があります。

 

マークダウンとは、EPUB変換アプリ用に

見出しや段落などの指定をすることです。

 

利用するマークダウンはたくさんありますが、

利用するのは主に以下の4つです。

 

主に利用するマークダウン
  1. 見出し
  2. 段落
  3. 太字
  4. リンク指定

 

具体的なマークダウンの方法については、

利用するアプリ毎に詳しい説明がありますので

そちらを参照して下さい。

 

初めてEPUBに変換するなら

でんでんコンバーターをおすすめします。

 

マークダウンが終わったら、

アプリを利用してEPUBに変換します。

 

ここまでの作業で、電子書籍の出版準備が整ったことになります。

 

まとめ

ここまで、電子書籍の執筆方法について詳しく説明しました。

この記事が読者の皆さんの電子書籍執筆に役立てば幸いです。

 

他の記事では、出版方法について詳しく説明しています。

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