目次
- 1 メールマガジンが届かない2つの理由
- 2 配信主が原因でメールマガジンが届かなくなる場合
- 3 特定の文字を大量に含む内容のメルマガ
- 4 複数のサイトへのリンクURLが含まれているメールマガジン
- 5 配信頻度が多すぎるメールマガジン
- 6 メールサービス側のスパムデータによる迷惑メール判定
- 7 メルマガスタンドなどメール配信ASP側に問題がある場合
- 8 メルマガスタンドが共有サーバーを使用している場合
- 9 存在しないメールアドレスのチェック機能がない場合
- 10 メールマガジンの配信スピードの問題
- 11 メール配信主側で可能なメルマガ到達率をアップする対策
- 12 オプトイン(メルマガ登録の同意)を確実に
- 13 オプトアウト(登録の解除)の徹底
- 14 読者に有益なコンテンツを配信する
- 15 まとめ
メールマガジンを発行していると、必ず出てくる問題が「メールマガジンの不達」です。
ちゃんと配信しているはずのメールマガジンが読者に届かない。
読者へ届かないメールマガジンの率が高く頭を悩ませている人も多いと思います。
この記事ではメールマガジンが届かない理由と改善方法について紹介していきます。
メールマガジンが届かない2つの理由

引用元:http://www.nusacm.org/newsletter-how-to-create
メールマガジンが届かなくなる理由は大別して2つあります。
一つ目は「配信するメールサービスやメルマガスタンドの問題」、
2つ目は「配信主の問題」になります。
この2つの問題を解決することで、
メールマガジンが届かなく確率を0に近づけることができます。
メルマガスタンド、配信者、それぞれの理由で
メールマガジンが届かなくなる詳細な理由を説明します。
配信主が原因でメールマガジンが届かなくなる場合
メルマガスタンドが原因でメールマガジンが届かなくなる理由には、
実は配信するメールマガジンの内容が関係している場合もあります。
つまり配信主側にメールマガジンが届かない原因があるのです。
具体的にはメールマガジンの内容に原因があって届かないケースもあるのです。
特定の文字を大量に含む内容のメルマガ
メールマガジンのタイトルや文面に、
特定の文字が大量に含まれていることが原因で、
メルマガが届かない場合もあります。
例としては「出会い系」、「援交」、「アダルト系キーワード」、「仮想通貨」などの
キーワードが大量に含まれているメールマガジンは迷惑メール判定を受けやすく、
メールフィルターが原因で届かない確率が高いとされています。
スパムメールと判定されやすいような内容での配信は避けるようにした方が無難です。
最近では「!」や「株」、「ビジネス」などのキーワードも
スパムと認識されてしまうケースもあるようです。
複数のサイトへのリンクURLが含まれているメールマガジン
特定の文字以外でも、広告先などのURLが大量に含まれているメールマガジンも
迷惑メール判定やフィルターによるブロックを受けやすいと言われています。
アフィリエイトURLの中には、スパム判定を受けているものも存在します。
メールマガジンの文面に、知らずにスパム判定を受けているURLを掲載してしまうと、
それだけでスパムメールの判定を受けてしまう場合もあります。
この場合には、メールマガジンに掲載したアフィリエイトURLが
スパム判定を受けているのを知らなければどうしようもないですが、
このようなケースもあることも覚えておく必要があります。
また、長すぎるURLの掲載もダメだという説もありますので、
できるだけツールなどでメルマガに掲載するURLを短縮することをオススメします。
配信頻度が多すぎるメールマガジン
メールマガジンの配信頻度が多すぎる場合にも、
迷惑判定を受けやすくなると言われています。
メールマガジンの配信頻度は最大でも1日2通程度が無難と言われています。
それ以上配信数が増えると、迷惑メールの判定を受けやすくなると言われています。
メールマガジンの配信頻度が増えると、迷惑メール判定を受けやすくなってしまう理由として
考えられるのは、Gmailなどメールサーバーに負荷を掛ける回数が増えるのが
原因ではないかと考えられています。
例えば1万通の読者を持っているメルマガ発行者が、
1日3通のメールマガジンを発行すると、
実質的に3万通のメールを送信することになります。
つまり毎日のメールマガジンの発行頻度が増えるとそれだけサーバーに負荷がかかります。
それが理由で、メールマガジン発行者のIPやメールアドレスがブラックリストのような
ものに登録されてしまうことになるのではと推測されています。
メールサービス側のスパムデータによる迷惑メール判定
Gmailなどのメールサービスには、
スパムメールに関する様々なデータが蓄積されています。
蓄積されたデータを基にしてメールフィルターが設定されています。
前の項で説明した、「特定文字やURLの大量表記」による迷惑メール判定も
スパムフィルターの1つに過ぎません。
実際には様々なメールフィルターが用意されているはずです。
以上がメールサービスなど、配信主が原因でメールマガジンが届かなくなる理由です。
メルマガスタンドなどメール配信ASP側に問題がある場合

引用元:http://メルマガ配信スタンド比較.biz/domain.html
メール配信ASP側に問題があってメールマガジンが届かない理由については、
知っている人も多いと思います。
ここでは確認の意味で説明していきます。
メルマガスタンドが共有サーバーを使用している場合
安価なメルマガ配信スタンドの場合、共有サーバーを使用している場合がほとんどです。
共有サーバーでは、基本的に同一IPから複数のメールマガジンを配信しています。
そのため、誰か一人のメルマガ配信者がGmailなど、
メールサービスから迷惑メール判定を受けてしまうと、
同一IPから送信されている他のメールも全て迷惑メールとしてフィルターに
かかってしまい、届かなくなってしまいます。
人それぞれ予算はあるでしょうが、できるだけ専用サーバーでの配信をオススメします。
存在しないメールアドレスのチェック機能がない場合
GmailやYahoo Mailなど、メールサービスが最も嫌がるのは
メールアドレスのミスや存在しないメールアドレスなど、
実際に送信されないメールアドレス宛に何度もメールを送信することです。
この場合には、メールサービス側は「送信されたメールアドレスは存在しません」
というエラーメッセージを送信する必要があるため、サーバーに負荷が掛かります。
存在しないアドレスに1回送信した程度では特に問題ありません。
しかし同じアドレスに何度も送信すると、
メールサーバーからフィルターをかけられる原因になります。
そのため、メルマガ配信スタンドにエラーメールのチェック機能がついている
メルマガ配信ASPを選択する方が無難です。
メールマガジンの配信スピードの問題
以外に知らない人も多いのですが、
メールサービス側では短時間に大量のメールを送信する行為を禁止しています。
可能あれば、メルマガ配信スタンドにメールの配信スピードを選択できる機能がある
配信ASPを選択するようにしましょう。
メール配信主側で可能なメルマガ到達率をアップする対策
ここからはメルマガ配信主側でできる、
メルマガ到達率をアップする対策について紹介していきます。
オプトイン(メルマガ登録の同意)を確実に
メールマガジンに登録してもらう読者には登録の意志を明確にする
「オプトイン」を確実にしてもらうようにしましょう。
メールマガジンの登録フォームには、
最低でも名前とメールアドレスを、
登録する読者が自分で入力してもらうようにしましょう。
メールマガジンの登録フォームに、複数メルマガへの同時登録や、
最初からメルマガ登録に同意するにチェックが入っている場合も良くないとされています。
こういった場合にはメルマガを読む意志が薄い読者が登録されてしまい、
届いたメールマガジンを迷惑メールとして登録されてしまう可能性が高くなります。
結果としてメールサービスからの評価を悪くしてしまう可能性があります。
オプトアウト(登録の解除)の徹底
オプトインと同様に重要なのは、オプトアウト(登録の解除)です。
オプトアウトは読者の意志でメールマガジンの登録を解除することです。
メルマガ発行者側は、メールマガジンの最後に、
ワンクリックでメルマガ解除可能なURLを掲載しておくようにしましょう。
そうすることで、読者にとって不要なメールマガジンを
迷惑メールとしてチェックされることを防ぐことができます。
読者に有益なコンテンツを配信する
メルマガ配信主に一番重要なのは、読者に役立つ情報を届けることです。
ためになる内容、有益な内容のメールマガジンは、
読者に読んでもらえるだけでなく、登録を解除されたり、
迷惑メールとしてチェックされるのを防ぐことができます。
まとめ
メールマガジンはインターネットを利用するネットビジネスの中でも、
一番利益をあげやすく、収入に繋がりやすいメデイアです。
せっかく収入に繋がりやすいメールマガジンですが、
せっかく発行しても読者に届かなければ意味がありません。
メールマガジンが届かない理由には配信主側だけでなく、メールサービス、
メルマガ配信スタンドなど、様々な問題があります。
メールマガジンの到達率を上げるためには、メール不達になるそれぞれの原因を
良く理解して、良質なサーバー環境とメルマガ配信スタンドのサービスを利用し、
日頃からメルマガ読者へ有益で良質なコンテンツを届けるよう、
努力していく必要があります。
常に改善可能な点は改善し、メールマガジンの到達率をアップさせるよう日々務めましょう。
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