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最近では大容量のファイルを送信する機会も多くなってきました。
特にノウハウなどは動画で説明する場合も多く、容量はすぐにギガ単位になってしまいます。
この容量のファイルはメールやLineなどで送信することはほぼ不可能になります。
この記事では、大容量のファイルを送信する場合のサービスを比較、紹介します。
大容量のファイルを送信する場合の基本は圧縮

引用元:https://121ware.com/navigate/application/prevent/useful/20160301/index.html
大容量のファイルを送信する場合、最低限必要な作業はデータを圧縮することです。
圧縮することでデータ容量を減らすことが出来るので、その点でもメリットがあります。
また、複数のファイルを送信する場合でも、データを一つのフォルダにまとめて圧縮することで
ファイルを送信する側も受け取る側の手間を減らすことができます。
ファイル容量が数十MBの場合には、メールで送信するのはNGです。
理由は容量が大きいファイルは送信も受信も時間が必要で、受信した側の迷惑にもなります。
容量が大きいファイルを送信する場合には、メールの添付ファイルとして送信するのではなく、
ネット上からダウンロードできるよう、ダウンロードURLを知らせる方法が良いでしょう。
ダウンロードURLなら受信する側が好きなタイミングでファイルを受け取ることができます。
ファイルの圧縮方法
ファイルの圧縮方法はとても簡単です。
Windowsのファイル圧縮方法:
圧縮したいフォルダを選択し、マウスを右クリックします。
表示されるメニューから「送る」を選択し、更に右側に表示されるメニューから
「圧縮 (zip 形式) フォルダ」を選択すると選択したフォルダと同じ名前の圧縮された
フォルダが作成されます。

引用元:http://prius.hitachi.co.jp/support/beginner/faq/700052/700052.html
Macの場合の圧縮方法:
圧縮したいフォルダを選択し、マウスを右クリックします。
表示されるメニューから、「圧縮」を選択すると圧縮が開始されます。
下の画像では「audacity」というフォルダを圧縮しています。

Windows、Macどちらの場合でも一般的な圧縮形式はZIP形式となります。
ZIP形式で圧縮したファイルであれば、受信する側が解凍に困ることはまずないと思います。
圧縮と解凍の方法は覚えておくとPCを利用する上でも色々と便利です。
無料の大容量ファイル送信サービス比較
ここからは無料で利用可能な大容量ファイル送信サービスを紹介します。
Gigafile(ギガファイル)便

引用元:https://gigafile.nu/support.php
Gigafile(ギガファイル)便は無料で利用可能な大容量ファイル転送サービスです。
無料、しかもユーザー登録も不要なため、誰でも手軽に利用可能です。
また、Windows、Macどちらのユーザーも利用可能です。
最大100GBの大容量にも対応していて、利用個数も無制限となっています。
ファイルの保存期間は7日、14日、21日となっています。
利用方法も簡単で、Gigafile(ギガファイル)便のサイトにデータをアップロード後、
発行されるダウンロードURLを相手に知らせるだけです。
firestorage(ファイルストレージ)

引用元:http://firestorage.jp/
firestorage(ファイルストレージ)も人気の高い大容量ファイル転送サービスです。
firestorage(ファイルストレージ)は無料でも利用可能で、無料で送信可能なファイルサイズは
1ファイル250MBまでとなっています。
Gigafile(ギガファイル)便との違いは、保存期間を指定できる点や、ダウンロードに
パスワードをかけたりとビジネスで利用する場合に便利な機能が備わっている点です。
firestorage(ファイルストレージ)もサイトにデータをアップロード後、
ダウンロードURLが発行されます。
宅ふぁいる便

引用元:https://www.filesend.to/
宅ふぁいる便も無料で利用可能な大容量ファイル転送サービスです。
無料で利用可能なプレミアム会員では最大300MBまでのファイル転送サービスが利用可能です。
こちらもサイトにファイルをアップロード後、ダウンロードURLが発行されます。
ファイルの保存期間は72時間となっています。
FilePost(ファイルポスト)

引用元:http://file-post.net/
FilePost(ファイルポスト)は15ファイル、最大3GBまでの大容量ファイル転送サービスです。
ファイルの保存期間は5日間となっています。
サイトにファイルをアップロード後、ダウンロードURLとパスワードが発行されます。
自己サーバーにアップロード
サーバーをレンタルしている人であれば、データを自分のサーバーにアップロードして、
相手にダウンロードURLを知らせる方法もあります。
この方法のメリットは自己サーバーにデータをアップロードするため、保存期間が関係ない
ことがあげられます。
データを受信する相手がダウンロードしたのを確認後、ファイルを削除するようにすれば
サーバーの容量を気にすることもありません。
Googleドライブ

引用元:https://wind-mill.co.jp/iwashiblog/2017/09/google-drive-backup-sync/
Google ドライブは無料で15GBまで利用可能なオンラインストレージサービスです。
Google ドライブにデータをアップロードし、アップロードしたデータを共有すれば
手軽にファイルを送信することができます。
方法は簡単で、Googleドライブ内にある共有したいフォルダを選択後右クリックし、
「共有」をクリックするとファイルを共有する相手のメールアドレスを入力します。

すると入力したメールアドレスにファイルを共有するURLが送信されます。
Dropbox

引用元:https://www.dropbox.com/ja/
Dropboxは最大2GBまで無料で利用可能なオンラインストレージサービスです。
Googleドライブの場合と同様に共有フォルダを作成し、そこにデータをアップロードする
ことで簡単にデータの送信ができます。
Dropboxを利用してデータを送信する場合の注意点は、Dropboxは自動同期型のクラウドサービス
です。
そのため、共有フォルダにデータをアップロードした瞬間に、相手のPCにも
ダウンロードが始まります。
Dropboxは無料プランでは2GBまでしか利用できないため、データを受信する相手の
Dropboxのプランが無料プランの場合、クラウド上ではなく、
PC上にデータを保存する可能性があります。
相手のPCのハードディスクに余裕があれば問題ないですが、その点は共有フォルダを
作成する前に確認しておいた方が良いでしょう。
USBメモリを利用する

引用元:https://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/usbfladisk/index.html
もしデータを送信したい相手が近所にいる場合には、市販のUSBメモリにデータを保存して
手渡すというアナログな方法もあります。
データを送信する日にちに余裕がある場合にはUSBメモリを郵送する方法があります。
長時間の動画などはデータ容量が10GBを超える場合もあるため、
USBメモリを利用するとかなり便利です。
まとめ
ここまで大容量のファイル送信方法を紹介してきました。
ほとんどの方法は無料で利用可能ですが、長時間の動画などを送りたい場合には
USBメモリを利用する方法が便利だと思います。
送信するデータの容量、用途などに合わせて上手くファイル転送サービスを
使い分けるようにしましょう。
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